理事長ご挨拶

家は「買うもの」と、いつの頃からか当たり前のように言われています。

「買う家」とは、住宅メーカーやローコスト住宅で代表される、僅か1~2ヵ月で完成するような家のことではないでしょうか。

私たちは、家は「造るもの」と考えています。

千年以上前の飛鳥時代や奈良時代の建物が現存するように、家は千年とは申しませんがせめて200年は手を加えながらでも持続するものが『家』ではないか?

との考え方から、伝統構法で造られた「古民家」の維持・保存と、解体される運命の古民家部材「古材」を再利用することで廃棄物の削減と循環型社会の実現に寄与することを目的として設立致しました。

コンクリートは、50年を境に年々劣化して行くと言われています。危険なビルディングが次々取り壊されていくのもうなずけますね。

石の上に柱を乗せただけで、100年も200年も持続している古民家は数えきれません。

その古民家や、古民家から取り出される「古材」が、どんどん解体され廃棄されているのを私たちは放っておいていいのでしょうか?

古民家や古材の再生や再利用することによって、最終処分場への建設廃棄物量を少なくし「循環型社会形成推進基本法」の中で、廃棄物の抑制(Reduce=リデュース)、使用済み製品などの適正な再利用(Reuse=リユース)、最終的な資源再生(Recycle=リサイクル)に貢献することが可能となります。

私たちは、環境を守り資源を大切にすることで、伝統技術の後継者育成のお手伝いをし、地産地消による里山の環境保全、林業後継者育成にも少なからずお役に立てる事業として展開して参ります。

2010年1月1日
理事長 矢田峰夫

投稿日:

Copyright© 古民家プロ.com , 2009-2018 All Rights Reserved.