古民家とは?

投稿日:2009/12/26 更新日:

築60年以上、または昭和20年以前に建てられた建物が古民家の定義とされています。
古民家には、農村民家・町屋(まちや)と呼ばれる町民民家・武家民家・庄屋屋敷など様々ですが、生活習慣を感じられる味わい深い建物が、黒光りのする大黒柱や梁、縁桁と呼ばれる太い丸太で作られた横臥材がその魅力にもなっています。

囲炉裏やかまどの煙やススでじっくり燻されたその太く曲がった梁や桁は、味わい深く完全に乾燥した状態で、防虫効果もあるとされています。

例えば、樹齢100年の木を伐採し住宅に使用すると、100年経過したあたりが材木の強度は一番増し、腐食や虫害がなければその強度を保ちながら更に100年は継続して使うことが出来るのです。
先人達は、その強さを知り解体されるのを知ると再利用してもなお使えることで、資源の循環型社会が昭和30年代まで形成されていました。200年住宅といえる基本的な概念です。

戦後の高度成長期時代に至っては、大量生産・大量消費が美徳とされ25年から30年しか持続できない、再利用もできない耐用年数の住宅が林立して来ました。
一度使用した材料を、手間を掛けて再利用することなく使い捨てられる現代にあって、古民家に使われている曲がった木材などは加工できる職人も少なくなって、より一層処分されているのが実情です。

古民家は、木材・竹・石・土・紙・い草や茅などの植物の構成部材で出来ており、その全てが自然素材であることは明白です。
自然素材は、輸入することなく建物周辺で調達することが可能であり、また、再利用することができるのです。
古民家を組み立てるには、金物を一切使うことなくまるでパズルを組み立てるように、解体することも再び組み立てることも可能なフレキシブルな構造となっています。
その柔軟性が地震のエネルギーを、建物全体を揺らすことで熱エネルギーに変え持続性の長い免震構造住宅として現存しているのは火を見るよりも明らかです。

遠く飛鳥・奈良時代に建てられた法隆寺や薬師寺などは1000年以上経っても、今なお現存している事実は誰にも否定できるものではありません。

-かわら版

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