高梁市成羽町に中国地方唯一の銅山町として江戸時代から明治にかけて栄えた町。
高梁市内から山あいの道およそ40分ほど走るとべんがらで塗られた格子の家並みが突如現れます。
映画「八つ墓村」のロケに使われた大庄屋「広兼邸」をはじめ、当時のままに残された伝統的建造物保存地区が、時代の面影を余すところ無く残されている貴重な集落。
道に迷ったか?と思うほど山道を走りました。こんな(失礼)山中に人が住めるのか・・・?と。疑問を抱きながら案内板に従い・・・街並みを見た瞬間、癒されました。
街の至る所から当時の人たちが出てきそうな・・・現在も生活している人たちも多くいます。
明治時代に撮影された当時の風景です。
とても保存状態のいい街並みです。石州(現在の大田・江津・浜田方面)の宮大工の手で大半のべんがら庄屋の建物が建てられました。
1軒あたり10tトラックに1台分は必要とされる石州瓦を馬車で運ぶには数千台も行き交ったと想像されます。
三和土(たたき)
今夜から使えそうなかまども残っている。
中庭の雨戸板は3方向に移動できる。
昭和40年代まで使われていた台所
現存する使用している木造校舎では最古とも言われ、'06年現在では、わずか8名の生徒が学んでいるそうです。私の小学生時代も、このような校舎で学びました。
おまけ
笹畝坑道
金精神社(男性のシンボルが奉られています。)