9.古民家に使う金物

投稿日:2012/10/22 更新日:

新築や金融公庫などの検査がある場合には、既製品を使わないといけないことが多々ありますが、古民家には既製品ではない金物が使われています。釘や金物を殆ど使わない「古民家」は、特殊な加工を施した金物を使います。数寄屋建築には欠かせない金物。それは、手作りの「釘」です。

この古民家では、縁側板に欅の30mm無垢板を使います。最近では縁側のフローリングは、合板製で4mほどの長い材料を、窓サッシと平行に貼っていきますが・・・この現場では、昔ながらに短い方向に貼っていきます。

その際に使う「和釘」。左側にあるのが「目かす釘」です。右側は、「子は鎹」とのことわざがあるように「かすがい」です。
古民家に使う手作りの金物

いづれも京都の古い鍛冶屋さんに特注でお願いする品物です。小さいながら歴史ある鍛冶屋さんに頼むので、時間がかかります。そして、お値段も驚きです。普通のリフォームなら市販の釘やビスで止めていますが、古民家再生では、そうはいきません。やはり、ここは拘らなければならない部分です。(絶対、人目に付かない部分ですが、見えない部分に拘るからこそ価値がありますよね。)

こちらが完成品です。どうでしょう?普通の釘とは大きな違いがありますね!
手作りのくぎ

見えない部分に拘り、匠の技を結集しているからこそ、1000年の歴史に耐える「法隆寺」や「薬師寺」などが存在するのですね!

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