10.柱の塗装にも伝統技術・技法を使います。

投稿日:2012/10/21 更新日:

古民家再生には、さまざまな技術や技法が使われます。そのまま、古い材料ばかり使えたらいいのですが、腐れていたり、害虫に侵されていたりしていると新しい部材に取り替える必要があります。

100年以上の時代を経た古民家は、家は独特の「色」があります。
黒くすすけた部材に、真新しい木材がつながると、少し違和感があります!

普通では、雰囲気を出すために塗料で色を付けますが、塗料の中には化学物質や化合物など、人体に影響を与える素材が多く含まれていたりします。そこで私たちは、法隆寺や薬師寺などで使われた伝統技法を駆使します。新しい木材へ単に色を付ける作業でなく、周りのすすけた雰囲気と同じように仕上げるために。

その技法とは、この現場の梁丸太上部から出たススやホコリを主原料とし、そのススやホコリを自然素材に練り込みます。新しい木材の表面には、油分がのっているので色が付きにくいのですが、何度も繰り返し手を加えることで色がなじむのです。

見た目は塗装したような風合いですが、近くから見ると、やはり塗装との違いが分かります。そこまでこだわって、古民家に愛着を持ち大切に作業をしています。これからさらに100年維持させるためにも、必要な手間だと思うのです。

-築200年 古民家リフォーム

現地案内、リフォーム、売買についてご相談にのります。お電話(090-7544-3599 担当:矢田)または、お問合せフォームより、お気軽にご連絡下さい。

Copyright© 古民家プロ.com , 2009-2018 All Rights Reserved.