18.玄関ホールのbefore⇒after

投稿日:2012/10/13 更新日:

古民家再生には、さまざまな障壁を乗り越えなければなりません。
古民家は、襖と障子で出来ているのか?と思うほど、壁自体は殆どありません。地震の時は、家全体が揺れて耐える構造になっているからです。近年の、耐震構造などがなくても200年持続する構造が建具や技術で出来ているのです。

完成間近となって、建具が建て込まれるようになると、それはそれは、趣が違って参ります。
元の玄関は、↓こんな感じでした。
古民家の玄関
踏み段板を、一枚一枚丁寧に外し工事期間中大切に保存しながら、新しい玄関に合うように加工し直し、磨きを掛けました。加工するだけで再利用できるのは、本物のいいところです。ベニヤに貼り合わせた新建材ではないので、資源の無駄遣いにならずに済みますしね!

再生後の玄関ホールは、↓のように大変身!
古民家再生後の玄関ホール
ホールの前にある踏み段が再利用したものです。200年も前から使われていたなんて、思えないほど、しっくりと馴染んでいます。

綺麗に磨き上げ、自然素材の「蜜蝋ワックス」を塗ることで、こんなにも素晴らしい風合いに仕上がりになり、また化学物質を使わないので、人体に優しい仕上げ材です。もちろん、黒塗りの板襖も、奥に見える和障子も再利用しています。

古民家再生は、可能な限り、既存のものを使って予算を極力抑える工夫も必要です。建築業者さんの言う「危険な建物です!」などに惑わされず、このようにしっかりと再生することが出来ます。腐れた柱は取り替えても、足下だけ部分的に取替えすることも可能なのです。

 
続いて、玄関を入り、ホールの横には、まるで京都や金沢の「お茶屋さん」みたいな建具を取り付けました。目の細かい格子。杉板にくり抜かれたひょうたんは縁起物。
縁起ものの建具

この扉をあけると・・・古民家にふさわしい「お便所」でございます。(トイレと言わないところが・・(笑))
古民家再生後のトイレ

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